2025 青稜祭

イベント

青稜祭、盛況の内に終了

 本日28日(日)、青稜祭一般公開日を終え、今年度の青稜祭も無事に幕を下ろすことができました。ご来場いただいた方々、ありがとうございました。
簡単にではありますが、青稜祭での報告と総括をさせていただきます。

絵コンテ公開

 私たち青稜アニメーションでは、実際のアニメーション制作に近づけるべく「監督」(の役割の生徒)が「絵コンテ」を切るところからはじまります。これは、監督からの指示書であるのと同時に、まさに作品自体の「設計図」のようなものです。今回は、特別にこの「絵コンテ」を会場後方にて公開していました。(想定より好評で、中には熱心に見て下さった方も多かったので、次回はもう少し展示方法を工夫しようかな・・・とも思いました)

人気キャラ投票&感想

 また、今回ははじめての企画として「お気に入りキャラ」の人気投票をしました。というのも、今作品ではいままでの作品にはない最多の「5人」のキャラが登場。(変身前と変身後を加えると、もっと多くのデザインが!)しかも、それぞれのキャラクターデザインを違う生徒が担当しているので、とても個性的。そうした多彩なキャラクターの存在も、この作品の魅力の一つです。

 感想も、多くの方から温かいお言葉をいただきました。現在の稜アニでのアニメーション制作は、良くも悪くも自分たちの制作としか向き合わず、なかなか外部的な評価(反応)を得られる機会がありません。そこで、今回の感想コーナーは、部員にとっても大きな励みになりました。ありがとうございます。

青稜祭を終えて ~顧問より~

 青稜アニメーションとしては4回目の青稜祭への参加でしたが、今回はようやく企画・準備段階から当日の発表までを含めて「成功」と言っても差し支えないのではないか、と顧問としても感じております。
 振り返ってみれば、1回目はコロナ禍も重なり企画自体が頓挫するという最悪の結果、2回目こそ作品発表はできたものの、目指すべき作品のクオリティとマンパワーのアンバランスにより、夜中まで作業をするような負担を部員に強いることに。3回目、作品こそ無事に公開できたまのの、作品に向けた役割分担や当日の運営など、組織体制の面に課題が残りました。
 そして今回、新しい部長(1年生)のもと、新体制で臨んだ青稜祭。企画の立案、その後の役割分担、さらには計画的な作品制作も含め、生徒達自身の「協働」により青稜祭での発表を成功させることができました。 
 また、当日の運営に関しても、顧問が体調不慮により不在になるというアクシデントもある中、なんと生徒たちだけで準備、運営するだけでなく、さまざまなアイデアを出し合い、まさに「観客を楽しませる」出し物を見事に完成させました。これこそが、生徒が主体となってひとつの発表を制作する「部活動」の形なのだと、顧問としても感慨深くあります。
さて、とは言うものの、作品のクオリティ、部員の数、活動の幅など、目指すべき「高み」はまだまだあります。今回の成功を弾みにして、生徒たちがその目標に向けてさらにステップアップしていく過程を、顧問として支えつつも、彼らと一緒に稜アニの成長を「楽しんで」いきたいと思っています。
 最後にはなりますが、改めまして、今回温かいお言葉をいただいたご来場者の方々、誠にありがとうございました。そのメッセージのひとつひとつが、彼らの励みになったはずです。
 そして、そんな素敵な作品を制作した青稜アニメーションの生徒達、本当にありがとう!

青稜アニメーション顧問 谷田貴之

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