2024年青稜祭に向けて制作を進めていた短編アニメーション作品「寂廖」ですが、7シーン、総カット数も40以上(作画枚数だと数百枚…)にも及び、とても部員だけでは作画が追いつかない量でした。そこで、臨時でアニメーターを広く募集、協力を仰ぐことにしました。すると、中学生を中心に多くの生徒が集まり、協力してくれることに。夏休みに入る前には、キャラクターデザインの共有と作品の方向性に関して入念に打ち合わせをしました。
作業は基本的には自宅での作画。アニメーターの生徒には、青稜アニメーションのGoogle classroomに参加してもらい、そこで生徒ごとの担当カットをスプレッドシートで分担、データはファイル転送サービスなどを利用して共有することで、リアルタイムで動画編集の生徒の手にわたります。デジタル作画だと、こうした共同作業も可能なのです。(なお、作画は、学校から学習用に貸与されているiPadにインストールしたアイビスペイントを利用しています)