本編のアフレコ(スタジオ録音)

アニメーション制作過程

 2024年度青稜祭に向けて制作した、短編アニメーション「寂寥」は、思春期の少女の葛藤が描かれる作品でした。作品の性質上、登場人物たちの内面を吐露するセリフが重要。本編もようやく完成(正確には「ほぼ」完成)した9月中旬には、アフレコを行いました。録音に使用させていただいたのは、学校からほど近い品川区にある「Crunch Studio」さん。

Crunch Studio(5,800円/1時間 エンジニア付)レコーディングスタジオ【東京・品川】
東京・品川のCrunch Studio。ヴォーカル・ドラム・各種楽器のレコーディング、リアンプ・ミックス、マスタリングを提供。経験豊富なエンジニア付で5,800円/1時間と格安。プロ仕様の高級機材を多数導入

 監督の指示にしたがい、声優の二人は何回か撮りなおしながら、登場人物に声を吹き込んでいきます。絵とあわせてみると、まるでそこには「カナメ」と「モヌケ」(いずれも登場人物)がそこにいるようです。

 絵を動かし、声を入れ、少しずつ作品が完成していく行程には並々ならぬ苦労もありますが、そのぶんキャラクターに「命」が吹き込まれる感動もひとしお。作品を鑑賞した方たちからも「声優さんは誰?」という声が多数寄せられました。迫真の演技に、生徒が声優を務めていたとは気づかなかったようです。今後の稜アニ作品での活躍にも期待しています。

タイトルとURLをコピーしました