制作過程ダイジェスト(2023年青稜祭公開作品「寂寥」)

アニメーション制作過程

 2023年度の青稜祭発表作品「短編アニメーション作品『寂寥』」の制作過程を通して、青稜アニメーションのアニメーション制作の一端をご紹介いたします。なお、各工程の詳細は別の記事でもご紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。

脚本制作・キャラデザ検討

 まず、今回の青稜祭作品は脚本は監督が制作し、コンテを切りました(2024年度の作品については、コンペにて募集し、選出しました)。今回の作品では、時間の都合上、絵コンテの形にはせずに、実地で部員が演技をしつつ構図を決めていきました。(結果的には、こうしたプロセスを経て、部員たちそれぞれが作品を解釈し、「全員」で作品を作り上げていく雰囲気を醸成していくことになりました)

作画・背景制作

 キャラクターデザイン担当の生徒が、脚本やキャラクター設定を参考にキャラデザを確定したら、作画に取り掛かります。実際の写真を参考にしつつ、アイビスペイントを使用して作画。各自が作画した絵を、Googleclassroomで共有します。(デジタルならではの利便性が発揮されます)

動画編集・アフレコ

 将来のデジタル処理技術の育成も念頭に置き、Adobeのソフトを使用し、本格的な動画編集を実践しています。今年度の作品ではAnimateを使用し、8コマのアニメーションで動画制作。また、アフレコに関しては、声優担当の生徒が声をふきこみました。学校の近くのスタジオを利用し、本格的な録音、生徒にとっても貴重な経験になったはずです。

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